【精神疾患】読んで欲しいオススメ本
今回ご紹介する本は、
心療内科に行く前に食事を変えなさい 疲れた心に効く食べ物・食べ方 [ 姫野友美 ]
です。
著書:姫野友美さん
タイトルからすると、もう心療内科で薬物療法を行っているから手遅れだ、、、と思われたかもしれませんが、本書の中には薬物療法と栄養療法を合わせて治療し改善した患者さんの話も記載しておりますので、全然手遅れではないですしむしろより早く体調の改善ができるかも!と思ってほしいです。
そして、心療内科なんて関係ないわ~って思っている方にも、偏った食事を続けているといつか不調が起きるかもしれません。
姫野友美さんという方は、心療内科医の方でよくテレビにも出演されており「主治医が見つかる診療所」によく出演されております。
今までは、薬を用いて、精神療法・行動療法・カウンセリングを行ったりし、患者さんの治療を行っていましたが薬が効かなかったり、副作用が酷くて薬を飲めなかったりする患者さんをみて、その理由を説明できなかったり「焦らず、休みながら、自分に合ったペースで生活しましょう」と指導しても、患者さんとしてはそううまく改善するわけでもなく、どう治療していくのがいいのか、と自分の治療の仕方に疑問を持ち始めます。そして、医療向けのセミナーに沢山参加し、栄養療法と出会いました。
栄養療法とは、薬を使わずに自然な方法で体の不調を治し、健康を増進する対処法のこと。また、人間にもともと備わっている自己回復力を促し、健康状態を改善するという側面ももっています。
そして、自身で栄養療法の凄さを実感し、それからは患者さんに食事の徹底や、必要なサプリメントの指導を行い、栄養の大切さを説明することで、沢山の患者さんの治療を行っております。
この本の中には、あなたに足りない「脳の栄養素」のチェック表があります。
- 鉄不足タイプ
- ビタミンB群不足タイプ
- タンパク質不足タイプ
- カルシウム不足タイプ
- 低血糖タイプ
のそれぞれ症状のチェック項目があり、自分が何の栄養素が足りていないのかがわかり、またどんな食材を食べればいいのかとそれぞれおススメメニューを1品ずつ紹介してくれております。
そのほかにも、こんな栄養素を取った方がいいという紹介や、糖質のことの話もしてくれております。
また、会社などの健康診断を受ける方もいらっしゃると思います。血液検査の項目から、病院では引っ掛からないが実はこの栄養素が足りていなかったなども記載されており、自分も病院の理想値では範囲内でしたが、分子総合栄養医学に基づいた理想値からは外れていたりしました。
私自身、過去にも食事の本を読んでいましたが、改めて食事の大切さ栄養の大切さを感じた一冊の本でした。
栄養療法の治療費を調べてみましたが、やはり高い!笑
まずは食生活の見直しから始めてみたいと思います♪
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